海苔養殖が始まったのは、江戸時代中期といわれている。当時の産地は大森、品川界隈の地先で、地域の特産として、製法は秘伝とされ門外不出の技術でした。それが幕末、徳川幕府による封建制度が崩壊しはじめるとともに、各藩が地場産業の振興を奨励、門外不出とされていた技術も新興商人や行商人、または生産者による伝播で江戸から千葉、神奈川、東北、東海へと産地は拡大していき、現在に至っています。
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